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サンスクリット名: ラショナ
使用箇所: 根 効用: かぜ、咳、ぜんそく、心臓病、コレステロール、緊張症など にんにくは滋養をあたえる香辛料である。が、同時に刺激の強いものであるため、ヨーガなどの霊的修業をおさめている人々などには、敬遠される香辛料(スパイス)でもある。 |
にんにくとは、ユリ科の多年草で、高さ約90センチぐらいまで生長し、白やピンクの花を咲かせる。
学名はAlliumsativum。 属名の Allium はケルト語からきており、この植物のパワフルな燃えるような本性をさした言葉である。 全体に強い臭気があり、鱗茎は大きく数個の小鱗茎に分かれ、食用・強壮薬・香辛料などに用いる。 にんにくの原産地については、アフリカのジュンガリア原産説や中国原産説など諸説があるが、中央アジアのキルギス地方原産説が有力である。 そこから西へ伝わって、紀元前3000年頃の古代エジプト王朝時代には、タマネギとともに栽培されていたことが記録されている。 「不老不死の霊薬」としてクレオパトラも食していたという説もある。 古代エジプトのピラミッドは、20年以上の歳月をかけ、2トン以上の石を200万個使い、炎天下の下で20万人以上の奴隷たちによって作られた。 古文書(パピルス)には、にんにくがピラミッド建設に従事した奴隷たちに与えられていたことや、それ以外にも衰弱や頭痛等、薬用に使われていたことなどが記されている。 ツタンカーメンの墓の中からは数個のニンニクが発見されている。 このようにエジプトで愛用されていたニンニクは、まもなく地中海沿岸から古代ギリシア、ロ-マ、さらにはヨ-ロッパ全土へと広がっていった。 にんにくの東洋への道筋は、エジプトからアラブ諸国、インド、そして漢へと伝わっていった。 日本では「本草和名」(918年)にはじめてニンニクの記述があるが、紀元700年頃に中国から伝わって来たようである。 にんにく特有のにおいのもとはアリシンという物質で、これはビタミンB1の体内への吸収をよくし、その作用を増加させる。 にんにくには、アリシン、スコルジニン、有機ゲルマニウム、セレニウム、アリチアミン、アホエンなどの成分が多く含まれている。 有効成分スコルジニンは疲労物質を代謝するビタミンB1の吸収をたかめ、新陳代謝を盛んにする作用があり、疲労回復やスタミナをつけるのに効果がある。 食欲減退や消化不良の時にニンニクを食べると、アリシンが胃の働きを活発にする。 にんにくの語源は、「匂悪・匂憎(においにくむ)」の略や、「香匂憎(かにおいにく)」の意味など諸説あるが、仏教用語の「忍辱」を語源とする説が有力である。 「忍辱」は、侮辱や苦しみに耐え忍び心を動かさないことを意味し、その修行は「忍辱波羅蜜」という。 仏教では、「ニンニク」「ニラ」「ネギ」「ラッキョウ」「ノビル」など、臭気の強い五種の野菜を「五葷(ごぐん)」「五辛(ごしん)」と言い、 これを食べると情欲・憤怒が増進する強情食品として、僧侶たちは食べることが禁じられていた ガーリック(英名)は、その葉の形状からアングロサクソン語で槍(ger),辛い味(leak)の意味である。 |
* にんにくあれこれ・・・細胞内にアリイナ-ゼという物質を潜伏させて、他の動物から食べられないようにしています *野菜図鑑・・・フランス料理や中国料理では重要な香辛野菜 *にんにくとは・・・食べ方は生なら1日1片。加熱したものでも2~3片が適量。 *語源由来辞典・・・古くは「蒜」は「葫」と表記され、「にんにく」の意味として用いられていた |
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