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フェヌグリーク・シード 葉はサブジに使われる |
フェヌグリーク(Fenugreek フェネグリークとも呼ばれる)は、学名を トリゴネラ フォエヌム・グラエクムTrigonella foenum-graecum L.。 日本名は、コロハ(胡廬巴)。インドではメティと呼ばれる。
マメ科の一年草植物で、枝分かれしながら高さ30~60cmまでに成長し、6月~8月にかけて黄色か白い花を咲かせて、そのあと細長い果実をつける。サヤが熟したらサヤごと収穫し、乾燥させた後種子を取り出し、さらに乾燥させる。 地中海地方原産で、古くから中近東、アフリカ、インドで栽培されてきた。 古代エジプトの墳墓から発見されており、またインドでも古くから用いられてきた記録がある。 日本へは江戸時代に伝来したといわれる。 香辛料の一種で、色は濃い目のベージュ、形はいびつな四角形で、生のまま噛むと粘液質で、あとから少し苦味がかんじられる。 |
油に入れるとすぐに焦げて強い苦味を発揮するが、うまくローストできれば今度は素晴らしく甘い、メープルシロップのような香りを発し、アーユルヴェーダ料理には欠かせない香辛料(スパイス)の一つである。 インド、中近東では豆類として食用され、ベジタリアンの貴重なタンパク源にもなっている。 種子以外の部分もインドでは葉をイモ類などといっしょに調理して食べる。また、種子を植木鉢に蒔いてアルファルファなどのように発芽させたものをサラダに利用することもできる。タンパク質やビタミン・ミネラルが豊富なスパイス。 フェネグリークは過去においては、エジプト人が食用、治療、防腐処理用として使用し、ギリシャ人、ローマ人は種を食用、薬用にしていた。 種には粘液以外に、ジオニゲスニンが含まれており、それは経口避妊薬の合成や性ホルモンの治療に重要となる。 昔から伝統的に怪我、気管支炎、消化器疾患、関節炎、腎臓障害、男性生殖能力再生等の治療に薦められてきた。 現在では糖尿病、高コレステロール、高血糖、便秘等に有効である事が判っている。 フェネグリークの種はカレーに入れスパイスとして、若芽はサラダに、その種を粗くひきハーブティーにすると強壮、消化促進などによいといわれる。 コカムカレーのレシピ、 サンバル(南インドの野菜カレー)、 アルゴビ(野菜カレー)、 パニール・カレーの作り方はこちらから |
SB スパイスハーブ・・・ちょっと小さいけど、このサイトにフェヌグリークの花の写真があるよ。
カレー雑学大百科・・・フェネグリークはカラメルのような甘い香りがが特徴のスパイスです。 キッチンスタジオ ペイズリー・・・ところが固いくせに土にまくと発芽率が高く、どんどん育って葉が繁りハーブとしてインドではお料理に大人気。刻んでオムレツに入れたり、乾燥させて野菜料理の風味付けに使ったりします。乾燥させたものを「カスーリメティ」なんて呼んでいます。 フェネグリーク・・・ぶんるい マメ科(か) 、レイリョウコウ属(ぞく) |
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